これからの教育者の在り方がわかる!
教育先進国フィンランド教育機関見学ツアー
2014年から開催している、かもめ大学 フィンランド・スタディツアー。
2019年秋、9回目のツアー開催が決まりました!
「その子らしさ」の引き出し方と、これからの教育者の在り方にふれるフィンランド8日間の旅ということで、7泊8日のフィンランド教育機関見学ツアーを、今年の10月に行います!
「目の前の人を幸せにするために、私には何ができるだろう?」と考えているあなたと共感したい、フィンランド8日間の旅
ぼくは、フィンランドや教育に興味・関心があるあなたや、一生に一度はフィンランドに行きたい!と思いを馳せているあなたと、ぜひいっしょに訪れて、見て聞いて感じて、たくさん語り合いたいと思っています。
書籍やネット記事では味わえない、フィンランドの人々の空気感
かつてから注目されているフィンランドの教育システム、並びに、フィンランドは世界幸福度ランキング2年連続1位(2018年・2019年)。自立しているだけでもない、幸せなだけでもない「幸せな自立」を目指すフィンランドとそこに住む人々には、言葉では表現しきれない、直接ふれるからこそわかる空気感があります。目に見えるカリキュラムだけではなく、根底には脈々と流れる国民一人ひとりの共通理解や「目に見えないカリキュラム」があるように思います。「百聞は一見に如かず」なんです。
スキルやテクニック以上に、マインドや在り方の大切さ
どんなにすばらしい教育システムやスキル、テクニックがあったとしても、そこにいる人々のマインドや在り方が崩れていては、教育は決して成り立たないものです。だからこそ、フィンランドが「何をしているのか?」以上に、「なぜそれらを選択してきたのか?」を捉えてほしいと思っています。その「なぜ?」にこそ、大切なヒントが隠れているからです。
だからこのツアーでは、学校を訪問して見学するだけではなく、ご家庭に訪問したり、フィンランドの人々が大切にする「森」での滞在時間を設けています。さまざまな角度でフィンランドにふれることは、結果として、自分と対峙・対話する時間でもあります。これからの教育者の在り方を考える時間にしていただけたら!
8日間のツアーでは、どんなことができるのか?
1. フィンランドの教育現場に直接訪問!
保育園、総合学校(小中一貫校)2校、アートスクール、放課後の集いの場「ユースセンター」、職業訓練学校と、小中学校を中心にその前後の年代と周辺サポート機関の見学先をご用意しました。これだけのアポイントメントを、3ヶ国語の通訳者付きで自分自身で取ることはむずかしいと思います。詳細は、後述します!
2. フリータイムもたっぷり!
このツアーでは、約2日フリータイムがあります。ぜひ、ヘルシンキの街並を散策してみてください。それだけでも、フィンランドの人々の在り方にふれられるはずです。アクティブな人は、隣国エストニア・タリンへ日帰りで訪れることも可能ですよ。また、このツアーは現地集合・現地解散のため、前後を延長して、ご自身でアレンジしていただくことも可能です。あなた自身の手で、このツアーを完成させてください。
3. フィンランドだからこそ、森とサウナを体験
ヌークシオ国立公園の「森」で、年間300日も森に滞在するガイドによるネイチャーガイドのもと、カヌーやサウナを体験。キャンプファイヤーでコーヒータイムもあり、伝統的なサウナで体を暖めたら隣接する湖にダイブ!森と自然をたっぷり満喫する時間もしっかりあります。
4. 何と言っても、さまざまな人との出逢い
ツアー参加者はもちろん、フィンランドに住むフィンランド人、フィンランドに移住した日本人、日本が大好きで繰り返し日本に訪れるフィンランド人、さまざまな背景を持つ人々と出逢い、対話をする機会をたくさん設けています。旅は「どこに行くか?」「何を見るか?」も大切ですが「誰と過ごすか?」も同じくらい大切です。あなたの世界が、人との出逢いによってぐっと広がるはずです。
さぁ、出逢いと学びの旅へ。
ツアーを続けてきて思うことは、フィンランドにいっしょに行った参加者の方たちの、その後の人生がどんどん変わっていくこと。実際に行って、見て、聞いて、感じて、ツアーで出会った人々と語り合い、さまざまな気付きを手にしていくのが、このフィンランドでの時間。
他国・フィンランドにふれるからこそ、日本でも大切にしたいことや、これからの課題が見つかるはずです。フィンランドという”非日常”に身を置いて、「幸せな自立とは?」「これからの教育者の在り方とは?」全身で感じていただいたり、いっしょに語り合える仲間に出逢ってほしいです。まるで、フィンランドを教材にした「人生の授業」のようなこのツアーを、ぜひ体験してください。
ツアーには、学校教育関係者以外の方も参加しています
このツアーの特徴は、さまざまなカテゴリーの教育者が参加していることです。保育園や幼稚園の先生、学校の先生はもちろん、これから先生になることを目指す大学生、またこれからの先生を育てる大学や大学院の先生などの、いわゆる「先生」と呼ばれる方から、子供を育てるパパやママ、会社を経営する社長、ライフプランナーや学校建築関係者など、多岐に渡り「教えること」「育てること」に関係している方々が毎年参加されています。
同じカテゴリーの人たちの集まりじゃないことが、学びを増幅させています。なぜかと言うと、みんなそれぞれ「捉え方が異なる」からです。同じ見学先で、同じものを見たり同じ話を聞いているのに、みんなそれぞれ捉え方が異なるので、見学後にみんなで得たことや感じたことを伝え合うと、自分にはなかった視点で捉えていることがほとんどです。その違いこそが、学びを豊かにしてくれるのです。
だから、「私はフィンランドの教育に興味があるけれど、先生じゃないし…」という方でも、だいじょうぶです。あなたがいるからこそ、あなた自身も、参加者のみなさんも、そして、フィンランドの方々にとっても、学びがより豊かになるのです。
ツアーの共同企画は「北欧の旅」を提供するスペシャリスト
ツアーを共同企画しているのは、初回からすべて「エコ・コンシャス・ジャパン合同会社」です。世界に一つしかないオンリーワンの「北欧の旅」を提供するスペシャリストとして、オーダーメイドツアーを提供している、こちらの北欧旅行企画会社といっしょに計画を立てています。また、初回から運営旅行会社は「株式会社タビックスジャパン(八重洲支店)」にお願いしています。
ツアーテーマやプログラムは、今、いちばんホットだと考えるものを、フィンランドの現地コーディネーターとも連絡を取りながら、ぼく
が中心となって組み立てました。ツアー中に関わっていただく、学校や企業、関係者のみなさんといっしょに創り上げたプランです。同じプランは他にはないツアーです。
ぜひ、興味のある方や「日本で今以上にできることはないか?」と考える方に、参加していただければうれしいです。以下にツアーのプログラムと詳細をまとめました。
8日間のプログラム内容
7泊8日のツアーの内容はこちらです。小学校・中学校を中心とした、その前後の年齢の教育機関や、周辺のサポート機関を中心にプログラムを創りました。実際にご参加されるお客様には、もっと詳しくタイムスケジュール付きで細かいプログラムを、別途お渡しいたします。
□10月19日(土)
□ヘルシンキ泊
□食事:夜×(各自支払)
□ヘルシンキ宿泊先ホテルロビーにフィンランド時間18時集合、WELCOME DINNER
※フィンランドへ当日入国の方は、下記の便がモデルフライトとなります。
例)フィンランド航空 AY072便 成田 10/19 09:50発 ✈︎ ヘルシンキ 10/19 13:50着
例)フィンランド航空 AY074便 成田 10/19 11:00発 ✈︎ ヘルシンキ 10/19 15:00着
ヘルシンキ宿泊先ホテルロビーにて、参加者全員集合!その後、夜は美味しいフィンランド料理を食べに行きましょう!新たに出逢った仲間といっしょに、あなたのこれまでを、大いに語ってください。
□10月20日(日)
□ヘルシンキ泊
□食事:朝◯ 昼× 夜×
□夕方までフリータイム
フィンランドの現代アートを見ることができる『国立現代美術館キアズマ』や、2018年12月にオープンしたヘルシンキ中央図書館『Oodi』、街の中心にあるランドマーク的存在『ヘルシンキ大聖堂』などへ。特にオススメなのは、『テンペリアウキオ教会』。大岩をくりぬいた中に造られた教会で、すごい迫力!『ハカニエミマーケット』や、アカデミア書店の中にある『カフェアアルト』など、映画『かもめ食堂』に登場する撮影地めぐりも◎。
□夜はセミナー
DAY3からはじまる教育機関見学の前に、一度フィンランドの教育の概要について学びましょう!そもそも教育の目的とは?フィンランドの教育のゴールは何?事前に学ぶことで、DAY3からの見学をよりリアルに感じられるはずです。
□10月21日(月)
□ヘルシンキ泊
□食事:朝◯ 昼x(各自支払) 夜×
□アートスクール(★初見学先)
一般的な小中一貫校にも、子供たちのアート作品であふれているのに、その上で「アートスクール」があるとのこと。画一的にみんな同じ作品を創ることが「アート教育」ではないとしたら、それぞれの個性を大切にしながら伸ばしていくフィンランドの「アート教育」には、その子らしさを引き出す教育者の在り方が見えるんじゃないかと考え、今回初見学先として訪問することになりました。
□保育園見学(★初見学先)
保育園では「わたしとは、誰なんだろう?」をテーマに、自分を知る関わりがなされていて、個々の違いを受け入れながら成長する子供たち。また、6歳児に対するプリスクール活動(就学前教育)は、小1プロブレムの予防にも役立っています。自分を知る関わり方や在り方を見に行きましょう。
□10月22日(火)
□ヘルシンキ泊
□食事:朝◯ 昼◯(学校給食) 夜×(かもめ食堂/約40ユーロ)
□小中一貫校①見学
個々の違いを認め、共存し学び合う学校の姿を見学します。生徒数は約750人。普通クラスの他に特別支援クラス、重度の障害児のクラスなどがあります。自分に向いた学び方、学校(=社会)の一員としての自分、教科横断型の学習を通して、生活に役立つ学びやプロジェクト体験等、生きる力を身につける子供たちの姿を見に行きましょう。お昼は、学校給食をいただきますよ!
□ユースセンター見学
ユースセンターとは、簡単に言うと、中高生世代の放課後の余暇活動施設。スポーツやイベントができるホールがあったり、カフェラウンジやキッチンがあったり、ビリヤードやボードゲームができたり、もちろん、何もせずソファでくつろぐこともできます。ここには、若者支援をする人 [ユースワーカー] が駐在しています。家庭でも学校でもない、第3の居場所。その在り方を見学しましょう。
□「かもめ食堂」でディナー
映画『かもめ食堂』の舞台になった『Ravintola Kamome』にて、夕食を食べます。この2日間の見学で得た気づきや学びを語りながら振り返りましょう。フィンランド在住の通訳およびコーディネーターもいっしょに行きますので、リアルライフをぜひ聞いてみてくださいね。
□10月23日(水)
□ヘルシンキ泊
□食事:朝◯ 昼× 夜×
□終日フリータイム
ぜひ、ヘルシンキの街を散策してみてください。街を歩いてみるだけでも、その「気持ちよさ」に気づくはず。土日はお店が閉まっていたり、営業時間が短かったりするので、この日にショッピングをたのしむのもありです。今まで行ってみたかったところに行くもよし、港からフェリーで15分の、島ごと世界遺産になっている『スオメンリンナ島』で、ぼーっとするもよし。過去、ツアーに参加してくださった人の中では、この日に、ヘルシンキから船で片道2時間で行ける、対岸の隣国エストニア・タリンへ出かけた人も。終日フリータイムなので、想い思いに過ごしてください。
□10月24日(木)
□ヘルシンキ泊
□食事:朝◯ 昼◯(学校給食) 間食◯ 夜×
□職業訓練学校見学
フィンランドの子供達は、中学校までの基礎教育終了後、高校よりも職業訓練学校へ進み、職業の基礎資格を習得することをより希望するようになりました。若くして職業意識を持ち、そこで学ぶ環境とは、どんなところなのか?自分で選択した「職業の道」、生徒達へのインタビューもしながら、職業教育の現場を見学しましょう。起業の道を探る若者の姿にも、出逢えるかも。
□フィンランド人のお宅でシナモンロールづくり
「実際、フィンランドの人は、どう捉えているのか?」直接、フィンランドの人に話を聞いてみたくないですか?この日の午後は、子育てを終えたフィンランド人ご夫婦のお宅に、訪問します。どんな家に住んでいるのかを見ることもできますし、フィンランドの子育てや教育や生き方、考え方を、フィンランド流シナモンロールをいっしょに作りながら、直接、聞いてみましょう。リアルな体験談や、リアルな想いを聴けるはずです。
□10月25日(金)
□ヌークシオ泊
□食事:朝◯ 昼◯(学校給食) 間食◯ 夜◯
□小中一貫校②見学
DAY4に訪問する学校とは、別の学校に見学に行きます。この学校はなんと、全校生徒の約40%が「移民」。EU加盟国ならではの課題が、垣間見れます。フィンランドの教育にももちろん課題があり、それらに対してどのような姿勢で取り組んでいるのか?その在り方を見ることができます。これまでの見学先を見た上で、また小中一貫校に行くと、感じ方も違うはずです。
□フィンランドの森にショートトリップ
ヌークシオ国立公園内にある『森』。日本で言うと、林間学校施設のようなところに行きます。森に入り、森と語り合います。薪をたいてグリルソーセージを焼いたりコーヒータイムも。季節柄、きのこ摘みもできるかも。本場のサウナも体験しましょう!そしてぜひ、隣接している湖にダイブ!湖に身を任せ、自分の小ささを感じたり、自然の雄大さに感動したり、フィンランド人には欠かせない「森」とは、どんな存在なのか?まるごと体験しに行きましょう。ここで語り合う夜は、忘れられない時間になることまちがいなしです。
□10月26日(土)
□ヌークシオ→ヘルシンキ
□食事:朝◯ 昼×
午前は、引き続き「森」でゆっくり過ごしましょう。専用タクシーで、ヘルシンキ宿泊先ホテルへ直行。正午ごろ、ホテルロビー到着後、ここでツアーは終了です。
※日本へ帰国の方は、最も早い直行便で翌10月27日(日)着となります。
例)フィンランド航空 AY071便 ヘルシンキ 10/26 16:45発 ✈︎ 成田 10/27 08:05着
例)フィンランド航空 AY073便 ヘルシンキ 10/26 17:45発 ✈︎ 成田 10/27 09:05着
・悪天候によって、企画していたサウナやカヌーなどの野外アクティビティ一部変更、または中止する場合があります。
ツアーの概要
旅行条件
旅行形態
手配旅行
https://www.tabix.co.jp/yakkan_tehai_sodan_toko.pdf
旅行代金
旅行企画者及び旅行企画会社
・ヘルシンキ中央駅周辺の宿泊先ホテルロビーにて現地集合、お帰りの際は同ホテルロビーにて現地解散となります。ご出発は、お客様がご自身で日本各地の最寄りの国際空港より、飛行機にご搭乗いただきます。
・海外旅行保険には、必ずご加入いただきます。
ツアーに関するよくある質問
Q:子供を連れて、ツアーに参加するのは可能ですか?
申し訳ございませんが、基本は2019年10月19日(土)の時点で満20歳以上の方が、ご参加いただけます。
Q:かもめ大学のたかさんは8日間いつもいっしょですか?
フリータイムを除き、フィンランド滞在中はすべてのプログラムに同行いたします。ぜひ、たくさん語り合いましょう!
Q:英語やフィンランド語はある程度話せた方がいいですか?
英語やフィンランド語のレベルは問いません。教育機関見学時やプログラム実施中は、英語・フィンランド語・日本語の3ヶ国語ができる通訳者が同行いたします。なお、フリータイムに関しましては、通訳者は同行いたしませんので、予めご了承ください。
Q:往復航空券を手配してもらうことはできますか?
航空券はご案内のプランのご料金には含んでおりません。別途お手配が必要となります。ご希望のご日程に合わせた航空券をご案内させて頂きますので、併せてお問い合わせください。お客様ご自身でご用意して頂いても結構です。
Q:ツアーは7泊8日ですが、延泊(前泊)することは可能ですか?
可能です。ツアーは10月19日(土)の夕方に宿泊先ホテルロビーに集合〜26日(土)正午に同ホテルロビーで解散となりますので、延泊(前泊)や他国へのご旅行をお考えの場合は、ご自身で判断いただき、航空券をお買い求めください。なお、上記に記すプログラム以外での、現地ガイドや宿泊先等の手配などはできません。ツアーの前後は、自由行動で個人旅行としておたのしみいただくことになります。
Q:ツアー中、記載プログラムを外れて、他の地域に行ってもいいですか?
Q:ツアー中、宿泊先を自分で手配してもいいですか?
記載プログラムの中でご用意しているフリータイムの時間を使って、ヘルシンキから離れた他の地域へ足を運んでいただくのは構いません。終日フリータイムの時間で隣国エストニア・タリンへ日帰り旅行なども可能です。なお、フリータイム以外の決められたスケジュールや宿泊先は、いつもいっしょに学びあうことが、このツアーの原則です。
Q:申込み後、キャンセルは可能ですか?
何らかの事情により、お客様がキャンセルをされる場合は、以下のキャンセルポリシーに基づき、キャンセルを承ります。
・7月18日から9月17日までにキャンセルをされた場合、企画料として旅行代金の20%をお支払いただきます。
・9月18日からご旅行開始当日までにキャンセルをされた場合、企画料として旅行代金の100%をお支払頂きます。
今後のお申込みの手順
STEP1:かもめ大学へ問い合わせ
メール(お問い合わせフォーム) / Facebook / Twitter のいずれかで、まずはお問い合わせください。
STEP2:ご本人確認
Facebookにて、ご本人様とご連絡が取れ次第、Facebookメッセンジャーでお話をさせていただきます。内容やキャンセルポリシーのご確認、ツアーに関する免責事項お伝えさせていただき、それらの内容にご了承いただける方にのみ、お申込みの手順へ進みます。
STEP3:専用申込みフォームにて予約
かもめ大学より、専用申込みフォームをお知らせいたしますので、手順にしたがって予約していただきます。
STEP4:ツアー合計代金のお見積ならびにお支払い
予約の完了後、航空券の手配をご希望場合、タビックスジャパンより航空券のご案内がございます。ツアー合計代金のお見積後、お支払い方法をご案内いたしますので、期限までにお支払いをお願いいたします。
こちらがお客様に行っていただく手順となります。他にもご質問・ご不明点などがありましたら、お問い合わせは、メール(お問い合わせフォーム) / Facebook / Twitter のいずれかで直接ご連絡ください。